後悔のないように…ね。
どうも、P太郎です。
ワクチン関係の記事を続けております。今回もこれの続きです。
あらためて前提の整理
前々回は、「ワクチンを打つかどうかはまずはご自身で考えて、ご自身なりの意見を持とうよ」と書きました。
そして、前回は、「そもそも100%安全な薬なんて存在しない」という話と「リスクマネジメントでは”受容”という考え方があるよ」と書きました。
こうやって書き出してみれば当たり前のことなんですけど、新型コロナの件は人類史上まれに見る大災害なわけで、皆さん気持ちが穏やかでないと思いますので、一旦整理させていただいた次第。
で、ワクチン打つや打たざるや…という話なのですが、ちょっとまずは事実を整理してみましょう
※P太郎は医療関係者ではありません。
以下の記事はあくまで個人的見解ということをご了承ください。
ワクチンを打っても打たなくても、ソレは各個人の自由です。それと同時に、決断するのも責任取るのも、あくまでご自身ということをご承知おきください。
冷静に事実を整理してみると
前回も書いたとおり、たしかにワクチン接種によって何らかのネガティブな事例が複数件報告されています。
「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html
例として、一番極端な例…つまり「死亡」の話をチェックしてみましょう。
ファイザー製ワクチン接種後の死亡例は6/4時点の情報で、139+57=196件とのこと。(参考:https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000791617.pdf)
いやいやいや、ヒトが死んでるじゃないですか。
やっぱり危険なお薬じゃないですか。
…とお感じになる気持ちは理解できます。(P太郎も当然死ぬのは怖いです。)
ここから飛躍して、「ワクチン」と「陰謀論」とか結びつけちゃう人がいるのはちょっと何言ってるかわかんないですけど…まあそんなヒトも世の中には居るらしいです。
…なのですが、これ厚労省もハッキリ言っていますけど、
国内外で、注意深く調査が行われていますが、ワクチン接種が原因で、何らかの病気による死亡者が増えるという知見は得られていません。
・・・お分かりいただけただろうか?
何もしなくてもいずれヒトは死ぬのです
ワクチン接種後に亡くなられた方やそのご遺族の方は本当に気の毒だと思います。親族の死をワクチンのせいにしたくなる気持ちも、人間の感情としてならわかります。
ただ、ワクチン接種後に一定数の人が亡くなった事実があるからと言って、「だからワクチンが危険である」とは言い切れない、というのがP太郎の意見です。
このあたり、元日本マイクロソフト社長・成毛眞氏が正鵠を射たコメントをされていましたので引用します。
もう元コメントを読んでいただければソレがそのまま正解だと思うのですが、いちおう引用しますと・・・。
厚労省の2008年の人口動態調査によれば、年間の65歳以上死亡数は125万人ほどだ。毎日3400人がなんらかの理由で死亡しているのだ。いっぽうで、本日の65歳上の接種数累計は1100万人だ。65歳以上人口は3600万人なのでほぼ30%が接種したということになる。つまり、毎日亡くなっている3400人の30%、1000人はワクチン接種後に死亡したと考えることができる。もちろんワクチンを打てない闘病中の人もいるだろうから、さらにこの半分としても、ワクチン接種後に毎日500人が死亡している。TBSの諸君は人間は死なないとでも思っているのだろうか。数理や統計も学んだことなどないのだろうか。この愚かな記事でワクチン接種数はまた下がるであろう。
そう、ヒトってコロナとかワクチンとか関係なしに死ぬのです。
そのことを加味すれば、今の所観測されているワクチン後の死亡例って、ワクチンを危険とするには説得力に欠けると思うんですよね。
そりゃあ、ものすごく厳密に調べたら因果関係が在るかもしれないですけど、いまのところハッキリ「ワクチンと死亡に因果関係が在る」と言える例はありません。(同様に、ワクチンによる、「何らかのネガティブな影響」との因果関係を示す例もありません。あくまでP太郎の見えている範囲の話ですけど。)
データを見る限り、これが観測されている事実なんですね。
まあ製薬会社のヒトもわざわざ健康被害起こすようなワクチンを世に出したりしないでしょうから、この短期間で考えうる検査は一通りやってると思うんですよね。だから当たり前だろって個人的には思うんですけどね…。
だからといって、リスクは必ずあります
とはいっても、ホントのところはリスクがないとも言い切れないのです。
死亡以外の健康被害の恐れだってあります。ありとあらゆる検証がなされたのかといえばたぶんNoでしょう。
特に長期的影響を見定めるには明らかに時間が足りていませんよね。直近のところ大丈夫そうだからと言って5年後、10年後にも大丈夫かといえば、なんとも言えません。
ひょっとしたらひょっとしたら、コロナウイルスなんて存在しなくてみんなが集団催眠にかかっていて、人類が大幅に間引きされる大陰謀の真っ只中に居るのかもしれません。しれませんが…。
結局の所、これが残存リスクです。薬…というか人生には必ずつきものの、リスクです。
そして、ここまでの客観的事実をとらまえて、このリスクを受容するのか否か。これがすなわち「ワクチン打つや打たざるや」の判断基準になるわけですね。
あとはもう決めるだけのような気もします…がここからはほんとに個々人の判断でしょうねぇ。難しいですがこれも人生ってことで…
今日はここまで。
では、良い人生を。