アリよりのアリ
どうも、P太郎です。
某就職系メディアが世の中を騒がせています
学歴を基準に就職時の選考過程で優劣をつけることを、俗に「学歴フィルタ」なんて言うそうで、実際にあるかどうかはともかく、就職にまつわる隠語として広くて定着しているようです。
いままさにこの学歴フィルタ的な表現をきっかけに、ネット界隈がちょっとざわついていますね。
参考:「大東亜以下」メール誤送信でマイナビ炎上(リンク)
まあこれ、そもそも「メールの誤送信」っていうセキュリティ的な問題もはらんでいるんですけども。。。それはさておいて・・・。
就職型情報メディア大手がこういう文言を使っているという事実・・・つまり学歴フィルタはやっぱり存在するらしいという事実は、就職活動をする学生や転職活動をする社会人にとっては心穏やかじゃなくなる出来事ですよね。
学歴フィルタはアリやナシや?
さて、とはいったものの、僕は個人的には学歴フィルタ肯定派です。
というのも、学歴フィルタって採用する側にとってもされる側にとっても一定のメリットがあると思うんですよね。
まず採用する側にしてみれば、優秀な人材を採用する際の基準として手っ取り早いというのが挙げられます。毎年ウン千人ウン万人と採用希望者の履歴書をチェックするんでしょうから、「なるべく効率よく採否を決める」となっては一定の基準を(表向きにはしないまでも)設けているのは至極当然じゃないでしょうか。
次に、採用される側としても、自己研鑽するモチベーションになりますよね。日本の大学が就職予備校なんて言われて久しいですし、もしかしたらこの考えは衰退していくのかもしれないですけど、少なくとも現時点において、「難関大学に行くことが良い企業に行くためのフィルタとして作用しているらしい」という雰囲気は、多くの学生の勉強のモチベーションになっている、というのは想像に固くありません。
低い方に揃えなくてもいいじゃない
以前、「優劣をつけることは悪いことなのか?」について書いたことがあります。(リンク)
実際問題、優劣をつけること自体は必要なことだと思っていまして、その意味でも学歴フィルタってむしろあって叱るべきじゃないかなとすら思うのです。
だって、もし学歴フィルタがなかったとした場合、真面目にやった方からすれば、「いや、そんなに努力してもなんにもならねぇから」って言われちゃうようなものですからね。
ソッチのほうが不公平だと思うんですよねぇ。
企業の人事関係の皆様にあたっては、ごくごく普通に考えて、健全な評価を実施してほしいなと願うばかりです。
あ、でもメール誤送信は駄目、絶対。
今日はここまで。
では、良い人生を。
